バンプファイアストック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 21:06 UTC 版)
民間で売られるような連射機能が制限された半自動火器に細工を行い発砲の反動で連射できるようにする方法がバンプファイアである。バンプファイアストックは、それを容易に行えるようにするオプションパーツである。アメリカは、これを使用した銃乱射事件後の2018年12月に規制した。
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バンプファイアストック
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「バンプファイア」の記事における「バンプファイアストック」の解説
バンプファイアストック(bump fire stock)は、ストックが前後に動くような構造になっており、バンプファイアを容易に行えるようにする交換パーツである。バンプストック(bump stock)などとも呼ばれる。 銃社会と言われるアメリカでも、1986年の規制によりフルオート可能な銃は軍や警察以外の民間人には新品では販売されてはいない。規制以前に登録されたフルオート可能な銃は厳しい審査を経て所定の連邦税を納めれば譲渡という形で所持可能であるものの、銃本体が安くても1万ドルからというコレクター市場と化しているため一般的とは言えない状態であった。 このため数十ドルという安価な値段かつ比較的簡単なパーツ交換で疑似的ながらフルオート射撃が楽しめ、法的には「(造りが悪くガタつく)ただのストック」とみなされ、法規制の対象とならず合法的に購入できたため一定の市場が存在していた。 2017年ラスベガス・ストリップ銃乱射事件では、現場に12個のバンプファイアストックが発見された。全米ライフル協会(NRA)は同10月5日、「半自動小銃を自動小銃のように機能させられる装置は追加規制の対象にすべきだ」とし、銃規制を担当するアルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF)に検討を求めた。 2018年12月、アメリカ合衆国司法省は銃連射部品を連邦法により製造・販売・所持が禁止されているマシンガンに分類する規則改正を発表した。
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