バナナラマのバージョン
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「アイ・ア・ムアナ」の記事における「バナナラマのバージョン」の解説
「アイ・ア・ムアナ」は、バナナラマがリリースした最初のシングルである。グループのメンバーたちは、この曲をデモテープとして吹き込んだが、結局レコード化されたのは当所のデモ音源であった。当初「アイ・ア・ムアナ」は、シングルだけの企画であったが、結局、2年後の彼女たちのデビュー・アルバム『キューティー・ハート (Deep Sea Skiving)』にも、リミックスされ、洗練されたバージョンが収録されることとなった。 それ以前に、バナナラマは、デパートメントS(英語版)がT・レックスをカバーしてB面曲として吹き込んだ「イージー・アクション」にバックグラウンド・ヴォーカリストとして参加し、スタジオ録音の経験をもっていた。友人で、初期からバナナラマを支援していたセックス・ピストルズのポール・クックに促されて、バナナラマは自分たち自身のシングルをリリースすることを決めた。当時、彼女たちは、既にレパートリーとして、数曲のカバー曲(その中には、後にヒットする「ヴィーナス」もあった)をもっていたが、彼女たちは、フランスのディスコで聞き知っていたブラック・ブラッド (Black Blood) がスワヒリ語で歌っていた曲を取り上げることにした。グループのメンバーであったサラ・ダリン(英語版)、シヴォーン・ファーイ(英語版)、カレン・ウッドワード(英語版)は、この曲の歌詞を音として覚え込まなければならなかった。このシングルが「熱帯」を思わせるものであったことがグループ名に示唆を与え、「バナナ」は「アイ・ア・ムアナ」の音の響きからとられ、これに、初期のロキシー・ミュージックの曲「パジャマラマ (Pyjamarama)」にかけた「ラマ」が付けられた。 このシングルは、インディーズ・レーベルのデモン・レコード(英語版)から発売された。イギリスの音楽・ファッション系のメディア、『ニュー・ミュージカル・エクスプレス (NME)』誌や『The Face』誌などが取り上げたことで、この曲はテリー・ホール(英語版)の目に止まり、バナナラマはホールから、彼のグループであるファン・ボーイ・スリー(英語版)の次のシングルへの参加するよう誘われることとなった。
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バナナラマのバージョン
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「ヤング・アット・ハート (バナナラマの曲)」の記事における「バナナラマのバージョン」の解説
バナナラマのバージョンは、バナナラマのメンバーであるサラ・ダリン(英語版)、シヴォーン・ファーイ(英語版)、カレン・ウッドワード(英語版)と、当時ファーイのボーイフレンドだったザ・ブルーベルズのロバート・ホッジェンス (Robert Hodgens) にクレジットされている。
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