バス乗降および運賃精算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 08:30 UTC 版)
乗車時に、乗車口にあるカードリーダー(読み取り機)にカードをタッチし、乗車停留所の整理券番号の情報を読み込ませる。読み取りが正常に完了した場合は「ピッ」とタッチ音(電子アラーム)が鳴り、乗車リーダーにカードの残額と整理券番号が表示される。 降車時に、運賃箱上部のカードリーダーにカードをタッチして運賃を精算する。読み取りが正常に完了した場合はタッチ音が鳴り、カード残額から当該区間分の運賃が自動的に精算され、降車リーダーに運賃引去額、カード残額、残ポイント、整理券番号が表示される。降車時のタッチ音は一般カードの場合、カード残高1,000円以上の場合は「ピピッ」、1,000円以下の場合は「ピピピッ」と残高により異なる。子どもカードの場合は残高に関わらず「ピヨピヨ」と鳴る。なお乗車時のタッチを忘れた場合や残高が不足している場合は「ピー」とエラー音が鳴る。タッチを忘れた場合は乗務員(運転士)に乗車停留所を申告した上でタッチの操作を行う。また残高不足の場合は運転士に申し出てチャージした上で精算するか、現金もしくは回数券・バスカードで残額分を支払う。 但し定期券のサービス開始以降、りゅーとのサービスエリアに該当しない路線や、りゅーと非対応の車両で定期券を利用する場合は従来の紙式の定期券同様、乗車時に整理券を取り、降車時に券面を提示して運賃箱に整理券を投入する手順となる。また、このケースで定期区間外へ乗り越す場合、乗り越し分の運賃は現金もしくは回数券・バスカードでの精算となる。 複数人で乗車した場合はバスカードと同様、降車時に乗務員に申告すれば精算は可能だが、新潟交通では乗降・精算をスムーズにするため、りゅーと利用の場合は原則として乗客1人につき1枚ずつカードを使用するよう協力を求めている。
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