ハッピーバレンタイン キレイカ【ハッピーバレンタイン キレイカ】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第12040号 |
登録年月日 | 2004年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | ハッピーバレンタイン キレイカ よみ:ハッピーバレンタイン キレイカ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 徳永健史 | |
品種登録者の住所 | 佐賀県佐賀市金立町大字金立2066 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 徳永健史 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ハッピーバレンタイン M-100」に「ハッピーバレンタインM-14」を交配して育成されたものであり、花色はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に鮮紫ピンク色のぼかしと脈斑が入り、リップ中央裂片が赤紫色の平咲きの中型種である。株の大きさは中、草姿は半下垂性である。葉の正面の形は倒披針形、先端の形は微突形、横断面の形はⅡ型、向きは半下垂、ねじれは無、幅は76~100㎜、長さは 20.1~30㎝、表面の色は穏黄緑(JHS カラーチャート3513)である。花序の型は複総状、花数は11~15、花型は平、花の横径は7.6~10.0㎝、縦径は5.1~7.5㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は切形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅢ型、横断面の形はⅣ型である。花色はセパル及びペタルは淡紫ピンク(同8902)の地色に鮮紫ピンク(同8904)のぼかしと脈斑が入る、リップの中央裂片は赤紫(同9508)、側裂片は鮮赤紫(同9207)の地色にピンク白(同9201)の段(虎)斑が入る。花の香りは無、開花期は冬である。「ハッピーバレンタイン M-100」及び「ハッピーバレンタインM-14」と比較して、花の縦径及び横径が小さいこと、ドーサル・セパル先端の形が切形であること、ラテラル・セパルに斑点が無いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和62年に「ハッピーバレンタイン M-100」に「ハッピーバレンタイン M-14」を交配した実生苗を購入し、平成2年に育成者の温室(佐賀県佐賀市)において開花した株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ハッピーバレンタイン“キレイカ”」であった。 |
- ハッピーバレンタイン キレイカのページへのリンク