ハッピーバレンタイン ラズベリーラブ【ハッピーバレンタイン ラズベリーラブ】(草花類)
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登録番号 | 第12808号 |
登録年月日 | 2005年 2月 7日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | ハッピーバレンタイン ラズベリーラブ よみ:ハッピーバレンタイン ラズベリーラブ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 森田康雄 | |
品種登録者の住所 | 埼玉県川越市南田島999番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 森田康雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ハッピーバレンタイン M-50」に「ハッピーバレンタイン M-14」を交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパルが紫ピンクの地色に明赤紫色の網斑、ラテラル・セパル及びペタルが紫ピンクの地色に明赤紫色の脈斑、リップ中央裂片は鮮赤紫の単色で平咲きの中型種である。株の大きさは中、草姿は横性である。葉の正面の形は倒披針形、先端の形は微突形、横断面の形はⅢ型、向きは斜上、ねじれは無、幅は51~75㎜、長さは20.1~30㎝、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は平、花の横径は10.1~1.5㎝、縦径は7.6~10.0㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は微突形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鋭形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅢ型、横断面の形はⅦ型である。花色はドーサル・セパルは紫ピンク(JHS カラーチャート8903)の地色に明赤紫(同9206)の網斑が入る、ラテラル・セパル及びペタルは紫ピンク(同8903)の地色に明赤紫(同9206)の脈斑が入る、リップの中央裂片は鮮赤紫(同9207)の単色、側裂片は鮮赤紫(同9207)の地色に鮮赤(同9208)の胡麻斑が入る。花の香りは無、開花期は冬である。「ハッピーバレンタイン フルムーン」と比較して、葉の正面の形が倒披針形であること、セパル及びペタルに明赤紫色の斑が入ること等で、「キヌ ピンクレター M-3」と比較して、葉の正面の形が倒披針形であること、ドーサル・セパルの先端の形が微突形であること、リップ側裂片の斑の模様が胡麻斑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に育成者の温室(埼玉県川越市)において、「ハッピーバレンタイン M-50」に「ハッピーバレンタイン M-14」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ハッピーバレンタイン ラズベリー」であった。 |
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