ハウジング‐サービス【housing service】
ハウジングサービス
ハウジングサービスとは、インターネットサービスプロバイダー(ISP)の局内に、企業などのユーザーの有する通信機器を直接、設置することである。
通常、企業などが公開するWebサイトは、各企業内にサーバーが用意されて運営される。しかしデータ量やアクセス量が加速的に増大すれば、通信回線は高速であることが要求され、通信コストもかさんでくる。ハウジングサービスは、そのようなサーバーをインターネットサービスプロバイダーの局内に物理的に収容することで、インターネットの基幹回線を使用した高速かつ低コストな通信を実現しようとするものである。同時に耐震設備や安定した電源設備などの提供を受けることもできる。
なおハウジングサービスは、ユーザーがプロバイダーと同じ場所(co-location)に設備を設ける、と言う意味でコロケーションサービスと呼ばれる場合もあるが、コロケーションの名は通信事業者による(他の通信事業者の局内に機器を設置する)場合を指すことが多い。ちなみに、通信事業者がサーバーの領域をユーザーに仮想的に貸し出しするサービスがホスティングと呼ばれる。
ハウジングサービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/27 09:49 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ハウジングサービス(英: housing service)またはコロケーションサービス(英: co-location service)とは、主に通信事業者が自社の敷地内のスペースを契約者に提供し、契約者はそのスペースを利用してシステムの開発、構築を行うことができるようにしたサービスのこと。
現在では、通信事業者以外の事業者(システムインテグレータ、インターネットサービスプロバイダ等)が運営するデータセンターにおける機器設置サービス等も含めた形で「ハウジング」と総称するのが一般的である。
サービス内容
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提供者は主に設置場所・電源を供給するほか、通信回線や19インチラックのレンタル等も行うことが多い。
契約者は提供されたスペースに自らの機材(サーバなど)を持ち込んで作業を行う。
関連項目
参考文献
- 超図解 パソコン用語事典ISBN 4-87283-277-9
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