ハイドライド3
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「ハイドライドシリーズ」の記事における「ハイドライド3」の解説
『ハイドライド3』(HYDLIDE 3)は『ハイドライドII』の続編で、シリーズ完結編にあたる。副題は『THE SPACE MEMORIES』(異次元の思い出)。1987年11月21日発売。 『ハイドライドII』を基盤に、グラフィックやサウンド面(オリジナルの作曲とサウンドプログラムは冨田茂による)を大幅に強化し、これまで単純な会話や文章の表示に過ぎなかった物語も重厚なものになっている。攻撃も、これまでの体当たりから、武器を振って行うものになった。 ゲームシステムには、時間、食事・睡眠、重量など、様々な「現実的(リアル)」なシステムが取り入れられた。しかし、それらの管理はもちろん、貨幣にすら重さがあるため、絶えず両替機を持ち歩いて変換しなければならないという、煩雑なものともなっている。 「3」の表記はローマ数字ではなくアラビア数字である。「III」にならなかった理由は、IIを制作した際「IIIは作らない」と語っていたことによるとされる。 とかく比較されることが多かったハイドライドシリーズとファルコム社のアクションRPGであったが、同時期発売の『イース』と「洞窟でのスポットライト処理」が重なったのは偶然である。
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