ノースカロライナ (装甲艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/10 23:27 UTC 版)
ノースカロライナ | |
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基本情報 | |
運用者 | ![]() |
艦歴 | |
発注 | 1863年 |
起工 | 1863年 |
進水 | 1863年10月 |
就役 | 1863年12月 |
退役 | 1864年9月27日 |
最期 | 1864年9月27日沈没 |
要目 | |
排水量 | 600トン |
長さ | 150 ft (46 m) |
幅 | 32 ft (9.8 m) |
吃水 | 12 ft (3.7 m) |
推進 | 蒸気機関 |
乗員 | 150人(士官及び兵) |
兵装 | 8インチ砲 x 6、旋回砲 x 1 |
CSS ノースカロライナ (CSS North Carolina)は南北戦争中のアメリカ連合国海軍(南部海軍)のリッチモンド級砲郭型装甲艦。
艦歴
ノースカロライナは、1863年にノースカロライナ州ウィルミントンのベリー・アンド・ブラザーズが、建造費$76,000で建造を開始した。水面上の船体は内側に傾斜しており、バージニア2と同様に鉄道レールを使って装甲されていた。砲郭の前後左右四面にそれぞれ2箇所ずつ、合計8箇所の砲門があり、搭載された6門の8インチ砲を内部で移動させて各砲門から砲撃を行った。また艦首側には旋回式の大砲も備え付けられていた。戦争の後半に就役し、W. T. Muse中佐が艦長を勤めた。
ノースカロライナの船体構造は強度が十分でなく、外洋でに使用には適していないことが判明したためケープ・フィア川(Cape Fear River)のスミスヴィル(現在のサウスポート(Southport))の防衛のために留まっていたが、1864年9月27日にフナクイムシによる浸水のために沈没した。
参考資料
- Silverstone, Paul H. (2006). Civil War Navies 1855–1883. The U.S. Navy Warship Series. New York: Routledge. ISBN 0-415-97870-X
- Still, William N., Jr. (1985). Iron Afloat: The Story of the Confederate Armorclads (Reprint of the 1971 ed.). Columbia, South Carolina: University of South Carolina Press. ISBN 0-87249-454-3
- この記事はアメリカ合衆国政府の著作物であるDictionary of American Naval Fighting Shipsに由来する文章を含んでいます。
関連項目
- ノースカロライナ (装甲巡洋艦) - アメリカ海軍の装甲巡洋艦。テネシー級装甲巡洋艦の3番艦。
- ノースカロライナ (サウスダコタ級戦艦) - 中止されたサウスダコタ級戦艦の4番艦。
- ノースカロライナ (戦艦) - ノースカロライナ級戦艦のネームシップ。
- ノースカロライナ (原子力潜水艦) - バージニア級原子力潜水艦の4番艦。
「ノースカロライナ (装甲艦)」の例文・使い方・用例・文例
- ノースカロライナ人とサウスカロライナ人
- ノースカロライナからブラジルまで西アフリカ沖の大西洋の一般的な浅瀬の群泳サメ
- ノースカロライナからフロリダの低湿地の沿岸沿いの地域の森に住むウサギ
- ノースカロライナ州からフロリダ州とメキシコ湾東部にかけて生息するヒラメ
- ノースカロライナのダーラムの大学
- ノースカロライナ州、チャペルヒルにある大学
- (ペンシルバニア州からノースカロライナ州までの)アパラチア山脈周辺の、荒廃した鉱山地域
- テネシー州とノースカロライナ州にある国立公園で、米国東部で最も高い山を含む
- 南部の海岸地域の平原:バージニア州東部とノースカロライナ州、サウスカロライナ州、ジョージア州
- ノースカロライナ州とサウスカロライナ州の地域
- 大西洋に広がるノースカロライナ南東部の岬
- ノースカロライナの大西洋岸沖のハッテラス島の岬
- 防波島で、ノースカロライナの海岸に並行している
- ノースカロライナ州の州都
- シャーロットの西にあるブルーリッジ山脈のノースカロライナ西部の町
- ノースカロライナ中部の都市
- ノースカロライナ最大の都市
- ノースカロライナ中央北部の都市
- 南部中央のノースカロライナの町
- ノースカロライナ東部の主要なたばこ集積地である町
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