ノーアクションレター
政府機関が民間事業者からの照会を受け、民間がこれから行おうとする具体的な行為が適法であるか、あるいは規制対象となるかについて回答する文書のこと。回答や照会することそのものを指すこともある。
ノーアクションレターの基本的な性格は、実務上の非公式な見解とされているが、実際には大きな影響力を持つと言われている。
ノーアクションレターは米国ではじまったものであるが、日本でも「法令適用事前確認手続」(いわゆる「日本版ノーアクションレター制度」)の導入が2001年に閣議決定され、導入されている。
関連サイト:
法令適用事前確認手続(いわゆる日本版ノーアクションレター制度) - 総務省 行政管理局
ノーアクション‐レター【no action letter】
ノーアクション・レター
法令適用事前確認手続
(ノーアクションレター から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 08:44 UTC 版)
法令適用事前確認手続(ほうれいてきようじぜんかくにんてつづき)とは、特定の行為が法令に抵触するかどうかを確認するために、事前に関連する政府機関などの公的機関による確認を行う手続をいう。通常、特定の行為が法令に抵触する場合には、その法令を所管する機関が対処を行うことが通例であるため、法令に抵触しないと当該機関が考える場合には、その行為に対して特定の対処を行わない、ことを言明することになる。この点から、本制度についてノーアクションレターまたはノーアクションレター制度とも呼ばれる。
- 1 法令適用事前確認手続とは
- 2 法令適用事前確認手続の概要
ノーアクションレター
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