ネットワーク生物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 23:18 UTC 版)
「バジュラ (マクロスシリーズ)」の記事における「ネットワーク生物」の解説
バジュラの最大の特徴といえるのが、フォールド波によるネットワーク生物という点である。バジュラの腸内にはフォールドクォーツをもつフォールド細菌(V型ウイルス)が寄生しており、宿主であるバジュラと共生関係にある。バジュラの頭部には脳に相当する部位がほとんど見当たらないが、腸内のフォールド細菌(V型ウイルス)を介してフォールド波の交信(フォールド通信)を行い、群れの全個体間で単一の意思を共有している。人類のフォールド通信綱では空間湾曲(フォールド断層)の影響でタイムラグや交信途絶が生じるが、バジュラネットワークはほぼその影響を受けずに超広域交信を行うことができる。このフォールド細菌(V型ウイルス)の一部はバジュラ戦役終了後も銀河内に留まり続け、8年後の2067年が舞台の『マクロスΔ』では、銀河系各地に流行する奇病「ヴァールシンドローム」の原因となる。 繁殖を行う女王タイプのバジュラは、群れ全体のネットワークの結節点に位置する。人類との戦闘において、バジュラの群れが高度な連携行動と複雑な戦術を採ったことから、当初は女王タイプが群れ全体を統率していると推測される。しかし、バジュラ戦役の最終局面においては、バジュラクイーンに反する個体行動が確認される。バジュラクイーンが群れを支配しているのではなく、共有意思によって行動しているに過ぎないと推定される。 なお、他の生物がバジュラの血液や体液を大量に浴びるとV型感染症に罹患し、V型ウイルスが脳内で分泌する毒素により死に至る。
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