ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道ホーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/13 03:53 UTC 版)
「東180丁目駅」の記事における「ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道ホーム」の解説
地下鉄ホーム東側にはニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道の東180丁目駅のホームがある。この駅は1912年5月29日に途中駅として開業し、その後1937年12月12日にニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道が倒産した際に路線と共に廃止された。しかし、1940年にニューヨーク市がブロンクスとウェストチェスターの境界より南側の線路を購入、この際に東180丁目駅以南およびイーストチェスター-ダイアー・アベニュー以北の線路はそのまま廃止されたためダイアー・アベニュー線は他路線との接続を持たず、1941年5月15日にイーストチェスター-ダイアー・アベニュー駅 - 当駅間でIRTの車両を使用しての終日シャトル運行が開始された。このシャトル列車は全てニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道東180丁目駅ホームに乗り入れていた。その後、1957年に当駅北でホワイト・プレーンズ・ロード線に線路が繋げられ同年5月6日より直通運転が開始、これに伴いニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道ホームは使用されなくなった。 ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道の駅舎の修復は2013年に完了した。この駅舎は現在もメインの改札口として機能しており、いくつかのオフィススペースや小さなコンビニエンスストアが入っている。
※この「ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道ホーム」の解説は、「東180丁目駅」の解説の一部です。
「ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道ホーム」を含む「東180丁目駅」の記事については、「東180丁目駅」の概要を参照ください。
- ニューヨーク・ウェストチェスター・アンド・ボストン鉄道ホームのページへのリンク