ドイツ軍の火炎放射戦車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:56 UTC 版)
「火炎放射戦車」の記事における「ドイツ軍の火炎放射戦車」の解説
I号戦車への火炎放射器搭載 機関銃しか搭載していないI号戦車の火力アップのため、試験的に歩兵用の火炎放射器が取り付けられた。戦場にて現地改造されたものであり、正式なものではない。 II号戦車火炎放射型(フラミンゴ) 正式に専用火炎放射器を搭載。II号戦車D/E型をベースにしたもので、砲塔から機関砲を除去、空いたスペースに油槽を設け、既存の砲塔とは別に車体前方両側に旋回式の放射搭を搭載した。 B2火炎放射戦車 鹵獲したフランス製 ルノーB1 bis 戦車を改造したもので、車体に装備されていた75mm砲を火炎放射器と入れ替えたもの。 III号戦車火炎放射型 III号戦車M型の主砲の代わりに火炎放射器を装備し、360度全周への放射を可能にした。 III号突撃砲(火炎放射型) III号突撃砲の主砲の代わりに火炎放射器を装備したもの。修理のために後送されてきた突撃砲を改造して製作された。 火炎放射戦車38 駆逐戦車38を改造し、主砲に代えて火炎放射器を搭載したタイプが作られた。 その他にも装甲兵員輸送車にも火炎放射器を搭載した(Sd Kfz 251/16)などがある。
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