ドイツ系アンゴラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 04:41 UTC 版)
ドイツで品種改良されたアンゴラウサギ。 ドイツでは単に「アンゴラ」と呼ばれ、ドイツのウサギ協会、ドイツウサギ繁殖中央協会(ドイツ語版)(ZDRK)で管理されている。また、古く絶滅の恐れのある家畜の保護団体(ドイツ語版)(GEH)の絶滅の恐れのある家畜の品種リスト(ドイツ語版)に登録されて保護の対象となっている。 アメリカでは「ジャーマンアンゴラ」と呼ばれ、インターナショナル・アソシエーション・オブ・ジャーマン・アンゴラ・ラビット・ブリーダーズ()(IAGARB)で品種標準が維持されている。 中国では1927年ごろからフランス系アンゴラを飼育していたが、1986年ごろからドイツ系アンゴラに切り替えられた。 日本では1979年(昭和54年)に岩手県で行われた産毛量調査で、日本アンゴラ種との比較に使われた記録がある。1986年(昭和61年)には、閉鎖群で飼育されて近交係数の高まった日本アンゴラ種の集団を維持するため、家畜改良センターが西ドイツから雄5匹、雌5匹の種兎を導入している。 特徴(2018年) 体重は標準3.5キログラム、最小2.5キログラム、最大5.25キログラム 年4回の採毛で年間産毛量1000グラム以上、優秀な個体は2000グラムに達する 色は白い毛に赤い目のアルビノが大半を占めるが、他の色のウサギも存在する 耳の房毛とよく目立つ頬毛を持つ
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