ドイツ・スタジアム(Deutsches Stadion)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 16:30 UTC 版)
「ナチ党党大会会場」の記事における「ドイツ・スタジアム(Deutsches Stadion)」の解説
アルベルト・シュペーアは、「世界首都ゲルマニア」の計画に加えて、党大会会場に世界最大のスタジアムを建設する計画を立てた。これはアテネのパナシナイコスタジアムに倣い、馬蹄形のスタジアムに400,000座席を設置することとなった。計画された寸法は、長さ800メートル、幅450メートル、高さ100メートル、建築面積350,000平方メートル。 基礎石は1937年7月9日に敷設され、1945年の党会議に間に合わせる予定で工事が開始された。1938年に工事は開鑿から開始され、1939年に停止されたが、戦争中、鋳込ピットは地下水が浸入しないようにしておく必要があった。しかし戦後、ピットの北半分は水で満たされ、現在では Silbersee(銀の湖)と呼ばれている。南半分は破壊されたニュルンベルクの街の瓦礫を堆積させるために使用された。
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