ドアチャイム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 08:54 UTC 版)
ツーステップは、一般的なブザーである。ドアが閉まるときは一部車両を除き閉まりきるまでブザーが鳴ることが特筆できるが、ドアが閉まり始める際に一瞬音が途切れる。このような例としては他に国際興業バスがある。 超低床オムニバスでは視覚障碍者にも低床車だとわかるようにオリジナルのベル型のチャイムが採用された。音色としてはどちらかというと固定電話の着信音や電車の発車ベルに近い。ツーステップ車と同じく閉まりきるまでチャイムが鳴るが、ドアが閉まり始める際も音は途切れない。車内ドアチャイムは音の高低差は有るものの全て同じ2音の和音となっている。車外ドアチャイムはパナソニック電工製のホロホロブザーが主流であるが、中には同じパナソニック電工製の「ピー」という単純なブザーの車輛や、電動式車いすスロープの作動警告音や岐阜バスの車外ドアチャイムなどと同じパナソニック電工製のフリッカブザーもある。なお、車外ドアチャイムはドアが閉まる際は閉まり始める前しか鳴らないものもある。 日野ポンチョ、磐田市バス用の日産ディーゼルRNならびに一部の一般路線車など閉まる前のみブザー/チャイムが鳴る車両も存在する。 元メローバス用車(現在一般車)の417号車のみピンポンと一回鳴動するチャイムを装備していたが、のちにホロホロブザーに変更された。 2009年以降の導入車は全国的にみられる泰平電機製のピンポンチャイム、アナウンス仕様に変更された。なおチャイムの鳴動回数は年式、車種により異なる。車外へは従来と同じパナソニック電工製のホロホロブザーが流れるほか、2010年式以降は扉が完全に閉まるまでチャイムが繰り返される仕様となった。
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