ドアドアmkII
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 08:33 UTC 版)
『ドアドアmkII』はオリジナルがPC-6001mkII版である。『ドアドア』とは異なり、チュン君を操作しなくても常に音楽がBGMとして流れている。画面数は、PC-8801版、PC-8001mkII版、PC-6001mkII版が100面・PC-6001版が40面、ファミコン版はタイトルが『ドアドア』となっているが『ドアドアmkII』がベースとなっており画面数は50ステージ。MSX版『ドアドア』も同じく『ドアドアmkII』をベースとしている。 PC-6001mkII版とPC-6001版はそれぞれ別プログラムだが、同一テープに収録されている。A面にPC-6001mkII版、B面にPC-6001版。PC-6001mkII版では、プログラムをカセットテープから2段階(ローダー、メインプログラム)に分けて読み込むが、ローダー起動時に、プログラム読込み開始と同時に、時間待ちのためにCG表示とBGM演奏を始める。当時としては、『ちゃっくんぽっぷ』等でも同様の技術が組み込まれていたが、CG表示させるものは他にない。BGMもエンドレスの曲がほとんどの中、『ドアドア (mkII)』だけがBGMを2曲演奏している。2曲目演奏終了後に若干の無演奏時間がある。 この凝りに凝ったPC-6001/mkII版は、開発コストを回収できずに赤字になった。
※この「ドアドアmkII」の解説は、「ドアドア」の解説の一部です。
「ドアドアmkII」を含む「ドアドア」の記事については、「ドアドア」の概要を参照ください。
- ドアドアmkIIのページへのリンク