トラヴィック

大車林

トラヴィック

英語 Traviq

2001年8月にデビューした、スバル初の3列シート乗用ミニバン。実体はオペル・ザフィーラのOEM車で、タイのGM工場で生産したものを輸入・販売する。もちろん、エンブレムはスバル印を付けるが、基本骨格、ボディ形状、インテリアなどは変わらない。しかし、エンジンはもとの1.8Lからアストラスポーツなどに使用する2.2Lに換装。ミッションは4速AT。

ボディサイズは全長4315mm、全幅1740mm、全高1630mm。装備や仕様の違いで3つのグレードがある。199万円の標準仕様のほか、16インチタイヤ＋スポーツサス＋エアロパーツを付けたSパッケージ(224万円)、ルーフレールやヘッドライトウォッシャーなどを装備したLパッケージ(234万円)など。ちなみに、車名はTRAVEL(旅行する、移動する)とQUICK(機敏な)を組み合わせた造語。

2002年10月、Lパッケージを廃止、SLパッケージを設定した。Sパッケージをベースに、カラードグリル、ツートーンスポーツタイプ本革巻きステアリングホイール、サイサポート付きフロントスポーティシートなど専用装備を追加、スポーティで快適性を高めたモデルとした。2003年7月、1.8Lエンジン搭載のAパッケージを追加。2.2L車はC、S、SLの3タイプになった。ワイパーとウインカーレバーの位置を左右入れ替えた。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。