初代 ザフィーラA(1999年 - 2005年)
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「オペル・ザフィーラ」の記事における「初代 ザフィーラA(1999年 - 2005年)」の解説
欧州ブランド車としては最初の小型ミニバンとして1999年に発売された。1997年フランクフルトモーターショーのアストラG販促CD内に1つだけミニバンの写真が収録されており、それが公開された最初の姿である。オペルの小型乗用車アストラをベースに開発されており、3列シートを持つ。3列目は3列目下に収納され、荷室を完全フラットにする事ができ広大な空間をとる事が可能。 2000年4月、ヤナセによる輸入・販売が開始された。エンジンはアストラなどに搭載されるX181型1.8Lで、それに4ATを組み合わせたCDXグレードのみで展開された。2001年モデルよりZ18型レギュラーガソリン仕様エンジンに変更され10馬力パワーアップした。しかし、後述のトラヴィックとの兼ね合いなどから販売不振に陥り、発売から僅か1年8ヶ月で販売が中止された。 燃料電池自動車「ハイドロジェン3」のベース車となっており、燃料は液体水素を採用、60kWの交流電動機を搭載する。日本では2003年にフェデックスに貸与して東京都内で配送車としてのモニター試験が行なわれた。
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