初代 サトリア(1994-2005年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/20 02:41 UTC 版)
「プロトン・サトリア」の記事における「初代 サトリア(1994-2005年)」の解説
1995年に生産開始。ベース車は4代目三菱・ミラージュで、内装およびフロントのデザインが変更された。 エンジンは、直列4気筒 1.3L 12バルブ 4G13型、1.5L 12バルブ 4G15型、1.6L SOHC 16バルブ 4G92型エンジンを搭載し、5速マニュアルトランスミッションが組み合わせられる。なお、1.5Lエンジンおよび1.6Lエンジン搭載車にはオプションで3速または4速オートマチックトランスミッションを組み合わせることができる。 グレードは、「LSi」、「GLi」、「GLSi」、「SEi」が用意され、ベースグレードのLSiには1.3Lエンジンのみが、GLiには1.3Lエンジンまたは1.5Lエンジンが、GLSiとSEiには1.5Lまたは1.6Lエンジンが搭載された。 1996年にはマレーシアにおいてフェイスリフトが行われ、フロントグリルのほかテールライトなどリアのデザインもミラージュとは異なったものが採用された。また、輸出仕様車にも後にフェイスリフトが施された。この際に、1.3L 12バルブ、1.5L 12バルブ、1.6L 16バルブ各エンジンが新型に変更され、新たに新グレードの「LXi」、「S LXi」、「GTi」が用意された。なお、GTiには直列4気筒 1.8L 4G93型エンジンが搭載され、後にロータスエンジンやハンドリングの改良が施された。 また、2004年下旬には、GTiをベースにプロトンのレーシング開発チームとロータスによって共同開発された特別仕様車の「R3」も用意され、スモークヘッドライトや3本スポークmomoステアリングなどが装備された。また、遮音材やエアバッグなどを装備せず、車重が995kgまで軽量化されている。なお、R3は「Race」、「Rally」、「Research」を意味し、生産台数は150台のみとなった。 リア(前期型) リア(後期型)
※この「初代 サトリア(1994-2005年)」の解説は、「プロトン・サトリア」の解説の一部です。
「初代 サトリア(1994-2005年)」を含む「プロトン・サトリア」の記事については、「プロトン・サトリア」の概要を参照ください。
- 初代 サトリアのページへのリンク