販売価格に関する問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:58 UTC 版)
「オペル・ザフィーラ」の記事における「販売価格に関する問題」の解説
2001年8月、ザフィーラのOEM車である「トラヴィック」がスバル(当時は富士重工業だった)から発売された。同車はスピードスター等にも搭載された上級のサターン製2.2Lエンジンを搭載しており、装備においてもザフィーラに優っていたも関わらず、その価格設定は50-100万円程度安価なものであった(但し、ザフィーラにおいてはサイドエアバッグが標準装備)。 同型輸入車のあからさまな販売価格の逆転は、日本における外国ブランド車の価格設定におけるプレミアム価格(上乗せ金)の存在を如実に示すものとして話題になった。このような状況の下、ヤナセによる販売は累計3,300台程度をもって2001年12月に中止となり、オペルの日本市場撤退の最大要因となったと言われている。トラヴィックとザフィーラの併売期間は4ヶ月程度であった。
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