トムソン線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 18:06 UTC 版)
「MRTトムソン・イーストコースト線」の記事における「トムソン線」の解説
2008年1月25日、交通部長の林双吉は、トムソン地下鉄線の建設を発表した。当時の計画では、ノースサウス線の西側をおおむね平行に走行するもので、全長27km、18駅を設置する予定であった。 2020年までに、トムソン線とイースタン・リージョン線およびダウンタウン線の建設により、シンガポールの地下鉄は当時の138kmから278kmになり、トムソン線の開通により、シンガポール中心部の交通が改善され、平均して400m毎(徒歩約5分圏内)に地下鉄の駅があるとされ、地下鉄の密度も1万人の住民当たりの地下鉄路線が31kmから51kmヘ上昇し、香港MTRや東京メトロを超えて、ニューヨーク市地下鉄やロンドン地下鉄の線路密度に匹敵するとされた。 2011年6月16日、陸上交通庁はトムソン線の車両基地の場所選定を行うことを発表し、同時にウッドランズ駅はトムソン線とノースサウス線の乗換駅となり共和理工学院(en:Republic Polytechnic)附近に新駅を建設し、新山の軌道交通と連絡するとした。着工時期は2012年末としていた。 2012年8月29日、呂徳耀交通部長は、ダウンタウン線テロック・アヤ駅(英語版)の視察後、トムソン線の路線と設置駅の資料を公表した。呂徳耀の発言と陸上交通庁、都市再開発庁の共同声明によれば、全長30km、22駅を設置し、2013年の第3四半期に着工し、2019年にウッドランズ地区の3駅を先行開業し、ウッドランズ地区からカルデコット駅までを2020年に開業、2021年にマウント・プレザント駅からガーデンズ・バイ・ザ・ベイ駅までの区間を開通させるとしていた。ウッドランズ地区の3駅は2020年1月31日に開業した。 トムソン線は、2014年6月27日に着工式を行った。また、駅名についても新民駅が光明山駅に変更された以外は、予定の名称がそのまま正式な駅名となった。
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