トップアイドル時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:57 UTC 版)
1988年、ドラマ、映画、キャンペーン、コンサートと約1年半にわたる『スケバン刑事』関連の仕事が終了した後、4月には、カネボウ化粧品のCMイメージ・キャラクターに選ばれる。また、同CMのキャンペーンソングにシングル「C-Girl」がタイアップされ、大ヒット。オリコンでは2週連続(通算3週)1位、『ザ・ベストテン』では初の1位を獲得。続く「セシル」はノー・タイアップながら、オリコン1位、『歌のトップテン』でも1位を飾る。レコードがヒットし、映画、ドラマ、雑誌、ラジオ、そしてCMにも多数出演するようになる。各メディアからは「ポスト松田聖子」、さらに中山美穂、工藤静香、南野陽子と共に「アイドル四天王」と称され、日本一忙しいアイドルと言われた。 1989年1月発売の「TRUE LOVE」で4作目のオリコンチャート1位を獲得。4月には2作目の主演映画『YAWARA!』が公開される。階段で足のじん帯を損傷し、開催中のコンサートは2本延期されるが、程なくして復帰する。夏のコンサートツアー『YUI ASAKA SUMMER TOUR '89 ROCK'N ROLL CIRCUS』は24ヶ所48公演という、浅香にとって最も公演数の多いツアーとなったが、初日(7月29日)、東京厚生年金会館での公演中、風邪による高熱で倒れ、6曲歌ったところでコンサートは中断されるも、翌日の同会場でのコンサートは予定通り行われた。11月4日には、1989年締めくくりのコンサートとしてよみうりランドEASTにて『YUI DREAM POWER in EAST '89』を開催した。1988年のコンサートでバックバンドの一員だったドラマーの西川貴博(THE KIDS)との交際が発覚し、写真週刊誌に掲載される。事務所は即座に釈明会見を手配するが、浅香は「お付き合いしています」と交際宣言をした。西川とはその後も交際が続き、2002年に結婚した。 別冊宝島の調査によると、1980年代の年間ベスト50位以内ランクイン曲数4曲と当時の女性アイドル中8位であった。
※この「トップアイドル時代」の解説は、「浅香唯」の解説の一部です。
「トップアイドル時代」を含む「浅香唯」の記事については、「浅香唯」の概要を参照ください。
- トップアイドル時代のページへのリンク