トコトンヤレ節とは? わかりやすく解説

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とことんやれ‐ぶし【とことんやれ節】

読み方:とことんやれぶし

明治初年流行したとことんやれとんやれな」という囃子詞(はやしことば)を添え俗謡明治元年1868官軍東征のとき、参謀品川弥二郎歌詞作り大村益次郎一説には祇園芸妓君尾)が節をつけて歌わせたといわれる。とんやれ節。


宮さん宮さん

(トコトンヤレ節 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/23 07:12 UTC 版)

宮さん宮さん』(みやさんみやさん)は、1868年慶応4年/明治元年)頃に作られた軍歌行進曲である。トコトンヤレ節[1][2]、もしくはトンヤレ節ともいう。作詞は品川弥二郎、作曲は大村益次郎とされているが確証はない[3]日本最初の軍歌であるとされる[4][5]


  1. ^ 不明 (n.d.). “都風流トコトンヤレぶし(早稲田大学図書館所蔵)”. 不明. 2015年3月13日閲覧。
  2. ^ 不明 (n.d.). “都風流トコトンヤレぶし (国立国会図書館所蔵)”. 不明. 2022年8月24日閲覧。
  3. ^ 品川弥二郎の恋人の中西君尾が節をつけたという説もある。
  4. ^ 卜田隆嗣「軍歌」『日本大百科全書 7』小学館、1986年1月1日 初版第一刷発行、ISBN 4-09-526007-6、786頁。
  5. ^ 山住正己「軍歌」『世界大百科事典 8』平凡社、2007年9月1日 改訂新版発行、370~371頁。
  6. ^ 山口県文書館 (n.d.). “戊辰戦争とトコトンヤレ節”. 山口県文書館. 2015年3月13日閲覧。
  7. ^ 伊沢修二 編 (1892年3月). “小学唱歌. 1(国立国会図書館所蔵)”. 大日本図書. 2022年8月24日閲覧。
  8. ^ 後藤露渓 (新吉) (1898年10月). “尺八独稽古(国立国会図書館所蔵)”. 岡本偉業館. 2015年3月13日閲覧。
  9. ^ 倉田初四郎 編 (1898年10月). “銀笛独まなび. 上巻(国立国会図書館所蔵)”. 十字屋. 2015年3月13日閲覧。
  10. ^ 楽曲解説:歌劇『蝶々夫人』(岸純信)
  11. ^ (日本語) 【軍歌】宮さん宮さん【NEUTRINO-AIきりたん】Japanese Military SongMiyasan Miyasan, https://www.youtube.com/watch?v=qCo0R-cBS3Y 2021年12月15日閲覧。 
  12. ^ すなわち「あんかけの時次郎」そのものである。また、第254話の終盤では、本曲の歌詞の内容と官軍行動隊長の益満休之助玉川良一)の挑発的態度に激怒した時次郎が、休之助に金的蹴りを喰らわすと言うシーンがある。


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