デマ情報
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 19:38 UTC 版)
「東日本大震災関連の犯罪・問題行為」の記事における「デマ情報」の解説
被災地域では、情報不足などが原因で、治安・ライフライン・健康などに関わるデマ情報が流れている。 福島県浪江町の帰還困難区域で2017年4月29日に発生した山火事について、「放射性物質が飛散する」などの内容がインターネットなどで拡散したほか、紀伊民報の編集局長も、コラムにおいて同様の趣旨の記述を行ったが、その後杞憂であったと陳謝している。なお、陳謝は記事によって迷惑を受けたことに対するものであり記事内容は訂正していない、との事である。 関係各所の対応 デマの放置は、関東大震災時の本庄事件(埼玉県)・福田村事件(千葉県)などの様な、重大事件発生に繋がる可能性があることから、宮城県警察では3月25日にデマ情報をまとめたチラシを市民に配布。惑わされないよう、冷静な対応を呼びかけた。 警察庁や各警察本部でも、特に悪質なデマ28件を削除するようインターネット掲示板などの管理者に求め、11件(4月1日の時点)が既に削除された。また、デマを流した人物を特定した場合は、名誉毀損や偽計業務妨害の容疑での立件も示唆した。 総務省は4月6日、インターネット関連の通信各社に対して、震災・原発事故に関連した流言飛語の自主的な削除を要請した。
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