デマンド運行・延長運行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 08:54 UTC 版)
バス停飛ばし#具体例も参照。 当初、デマンド運行として運行。 40気賀三ヶ日線の気賀駅前→東急リゾート〜三ヶ日簡保センター(現:かんぽの宿浜名湖三ヶ日)・同 三ヶ日車庫→三ヶ日駅入口〜浜名湖レークサイドプラザ・同 浜名湖レークサイドプラザ→ぬえしろ〜三ヶ日駅入口→三ヶ日車庫・37大久保線の田端住宅〜山崎・30舘山寺線の動物園→大草荘〜国民宿舎・同 村櫛→浜名湖ガーデンパークなどが対象。浜名湖レークサイドプラザ発を除き当該区間は降車専用(クローズドドアシステム)を採用し、同区間の手前(主に車庫・営業所又はそこへの短絡ルートが有る)にて乗客が居ない場合、運行を打ち切っていた。浜名湖レークサイドプラザ発は、発車時刻の15分前までに浜名湖レークサイドプラザのフロントにて要予約で、ぬえしろ・三ヶ日駅入口が降車専用、三ヶ日車庫からは通常路線であった(予約が無い場合当バス停が始発となる)。 2006年には当該路線の降車専用区間について、乗客が居ない場合に運行を行っていなかったことが問題となる。本来は法令違反であるが、降車専用だったため行政処分はなされなかった。 その後は、延長運行と名を変え合法的に運行されている。37大久保線や40の浜名湖レークサイドプラザ発上りの様に延長運行を取りやめ通常路線として全便乗客の有無に関わらず運行する様になった例もあれば、延長運行になった例もある。また、浜名湖立体花博期間中の30舘山寺線の舘山寺営業所→中開駐車場の様に延長運行になってから新設された例もある。 現在の延長運行というシステムは、1ヶ月間運行打ち切りの実施・不実施を記録し、集計・走行距離を計算する。デマンドバスの一種である。 現在延長運行を行っている路線としては、40気賀三ヶ日線の三ヶ日車庫→浜名湖レークサイドプラザ(三ヶ日駅入口・ぬえしろバス停は廃止)・30舘山寺線の村櫛→浜名湖ガーデンパークなどがある。国民宿舎ゆきに関しては、動物園→大草荘〜国民宿舎から(動物園・舘山寺温泉経由)銀行前→国民宿舎に経路を変更したのち、国民宿舎浜名湖かんざんじ荘(現:湖上百景浜名湖かんざんじ荘)の遠鉄への譲渡に際し2007年3月31日の運行を以ってかんざんじ(浜名湖パルパル)⇔大草山(浜名湖オルゴールミュージアム)を結ぶかんざんじロープウェイを代替路線として系統自体廃止された。 なお、この延長運行というシステムは同社の運行する高速バスでも一部採用されている。
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