ディープ‐ウェブ【deep web】
読み方:でぃーぷうぇぶ
ディープウェブ
【英】deep Web, invisible Web
ディープウェブとは、ウェブ上に設置され公開されているものの、検索エンジンのクローラーが到達・インデックス化できない領域にあり、通常のウェブ検索などの方法では到達でいなくなっているコンテンツの総称である。
検索エンジンはウェブ上を定期的に巡回し、ウェブページを見つけて収集(インデックス化)している。インデックス化されることで始めて検索対象となる。巡回経路はほとんどの場合、HTMLのハイパーリンクをたどって行われている。ただし、情報が置かれているディレクトリの階層があまりも深かったり、クローラーが探しにくいようなところにリンクが張られていたりして、クローラーが到達できなかった場合には、深部に存在する(あるいは「見えない」)領域として、Web検索の対象外であり続ける。
Googleに代表されるや検索エンジンの多くは、任意のWebページのURLを能動的に登録申請できる機能も用意されている。サイト登録を行うとクローラーはリンク経由でなく直接にウェブページへアクセス(巡回)するようになるため、ディープウェブに埋もれている状況の解消が図れる。
ウェブ上にあるものの検索エンジン等ではたどり着けないコンテンツを指す語としては「ダークウェブ」という言い方もある。ダークウェブは公にならないよう意図的に秘匿されているコンテンツであり、ディープウェブの一部とは言い得るが、ディープウェブと同一の概念ではない。
深層Web
(ディープweb から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/13 12:44 UTC 版)
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深層Web(しんそうウェブ)、または、ディープWeb(ディープ・ウェブ、英語: deep web)は、World Wide Web上にある情報のうちで、通常の検索エンジンによって収集されない情報である。インビジブルWeb(インビジブル・ウェブ、invisible web)とも呼ばれる。深層Webの対義語は、表層Web(ひょうそうウェブ)、サーフェスWeb(サーフェス・ウェブ、surface web)、または、ビジブルWeb(ビジブルウェブ、visible web)である。表層Webの情報には、インターネットを使用して誰にでもアクセスできる[1]。deep webという単語は、コンピュータ科学者のMichael K. Bergmanが2001年に検索インデックスの用語として作り出したとされている[2]。
概要
検索エンジンは通常、クローラと呼ばれるプログラムを用いてWorld Wide Webを巡回し、情報を収集している。しかしながら、クローラは、著作権法上の問題などから、一定の記述を行って情報の収集を拒否したページの情報は収集していない。また、JavaScriptやAdobe Flash等が用いられているとリンクをたどれない場合があり、パスワード保護されているページも巡回することができない。
これらの要因から、検索エンジンによって収集されず、その結果、検索することができない情報が深層Webと呼ばれる。
また、ダークウェブはディープウェブの一部だが、「ディープウェブ=ダークウェブ」ではない。
脚注
- ^ “Surface Web”. Computer Hope. 2018年6月20日閲覧。
- ^ Wright, Alex (2009年2月22日). “Exploring a 'Deep Web' That Google Can't Grasp”. The New York Times 2019年9月2日閲覧. "[...] Mike Bergman, a computer scientist and consultant who is credited with coining the term Deep Web."
関連項目
- ディープwebのページへのリンク