ディナモ・ブカレスト復帰
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「ニコラエ・ミテア」の記事における「ディナモ・ブカレスト復帰」の解説
2008年9月1日にマリウス・ニクラエ、ガブリエル・タマシュに続く3人目の新戦力として、古巣のFCディナモ・ブカレストと4年契約の年俸25万ユーロで復帰する。首位を走るチームの中にあって、約2年プレーから遠ざかっていた影響は大きく、右サイドのガブリエル・トルジェ、トップ下のアンドレイ・クリステア、本職の左サイドでは、年齢による衰えが見えるガブリエル・ボシュティナ(英語版)からも定位置を奪えず、無得点どころか、遂にはリザーブチーム送りとなっており、その為、冬の移籍市場での放出候補に挙げられた。しかし、冬季キャンプの親善試合で得点を量産したことで残留を勝ち取り、チームのミルチェア・レドニク監督からは、現状維持が出来れば、代表への復帰の扉が開かれるだろうと期待を寄せられ、自身もガゼタ・スポルトゥリロル紙でのインタビューに対し、同僚のボグダン・ロボンツとタマシュが招集されたことを称賛しつつ、度重なる負傷で代表から遠ざかったことへの悔しさを覗かせ、再招集されることを願った。だが、後半戦で2度の負傷離脱をした影響から定位置を奪取出来ず、また、リーグ優勝を逃したことでUEFAチャンピオンズリーグ 2009-10出場権獲得に失敗したこと、更に年俸25万ユーロと伝えられていたが、実際にはリーグトップクラスの40万ユーロを受け取っていたことがチームの負担となりったこと等が重なり、放出リストに掲載された。なお、クラブから4ヶ月給料が支払われていなかった。 その後、クラブとの話し合いの際に給料半額を提示されたが、これを拒否して契約解除を求めたミテアに対し、クラブ側から「ニッキー、君の1分あたりの給料はレアル・マドリードで1300万ユーロを受け取っているクリスティアーノ・ロナウド以上だということを忘れないでくれ」と痛烈に批判され、退団となった。2度目のディナモ・ブカレストでは12試合 (先発1試合)0得点、出場時間244分に終わった。
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