ディスカバリー_(エレクトリック・ライト・オーケストラのアルバム)とは? わかりやすく解説

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ディスカバリー (エレクトリック・ライト・オーケストラのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 21:22 UTC 版)

ディスカバリー
エレクトリック・ライト・オーケストラスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル Jet/Epic/Sony
プロデュース ジェフ・リン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(英国)
  • 5位(米国)
  • ゴールドディスク
  • 200万枚(RIAA
  • エレクトリック・ライト・オーケストラ アルバム 年表
    アウト・オブ・ザ・ブルー
    (1977)
    ディスカバリー
    (1979)
    タイム
    (1981)
    ミュージックビデオ
    「Shine a Little Love」 - YouTube
    「Confusion」 - YouTube
    「The Diary Of Horace Wimp」 - YouTube
    「Last Train to London」 - YouTube
    「Don't Bring Me Down」 - YouTube
    テンプレートを表示

    ディスカバリー』 (Discovery) は、1979年に発表されたエレクトリック・ライト・オーケストラ (ELO) のアルバム

    概要

    アルバム名は、メンバーのリチャード・タンディが「very disco」(すごくディスコ向き)という言葉を入れ替えて付けたものという逸話があるほど、ディスコ調の曲が目立つ。また、リーダーのジェフ・リンが再婚を控えた時期の製作だったこともあり、ラブソングが多いのも特徴。

    これまでのELOの音楽性は、ストリングスを多用した壮大なスケールの作品が目立ったが、本作はグループからストリングス担当メンバーを解雇した上で、ストリングスはすべて大編成のオーケストラによるものになった。その上で、シンセサイザーをこれまで以上に利用し、楽曲自体もポップでコンパクトなものに変貌した。結果的には、そうした路線に変えたことが大きな成功へと繋がった。次作『タイム』ではストリングスを大幅に減らし、キーボードサウンドを主軸としたため、ストリングスによるELOサウンドを聴ける最後のオリジナルアルバムとなった。ちなみに、実際は前作『アウト・オブ・ザ・ブルー』のレコーディングにもストリングス担当のメンバーは3人はほぼ参加していなかった。

    アルバムには「シャイン・ラヴ」「ロンドン行き最終列車」「ドント・ブリング・ミー・ダウン」など、ELOの代表曲が数多く含まれている。

    2001年にはリマスター盤が発売され、未発表曲やデモ・ヴァージョンがボーナス・トラックとして追加収録された。

    セールス

    全英第1位を5週間キープし、1979年の年間アルバム・チャートでも第2位となる大ヒットを記録した。アメリカでも5位まで上がり、200万枚を売り上げた。世界的なセールスで見ると、最も成功したELOのアルバムとなった。

    収録曲

    1. シャイン・ラヴ - Shine A Little Love
      シングルカットされた。アルバムを象徴するかのようなディスコソング。
    2. コンフュージョン - Confusion
      「ロンドン行き最終列車」と両A面でシングルカットされた。「シャイン・ラブ」ともども、シンセサイザーの多用が目立つサウンド。
    3. ニード・ハー・ラヴ - Need Her Love
    4. ホレスの日記 - The Diary Of Horace Wimp
      シングルカットされた。ホレスという名の若者の恋物語を日記形式で語る。前作『アウト・オブ・ザ・ブルー』収録の「ミスター・ブルー・スカイ」を想起させる曲調。「コンフュージョン」と並んでヴォコーダーが目立つ曲でもある。
    5. ロンドン行き最終列車 - Last Train To London
      「コンフュージョン」と両A面でシングルカットされた。
    6. ミッドナイト・ブルー - Midnight Blue
    7. オン・ザ・ラン - On The Run
      アルバム内で唯一、シングルとしてリリースされていない曲。この曲のイントロは、ジェフ曰く「世界一苛立つイントロ」を目指して作ったという。
    8. ウィッシング - Wishing
    9. ドント・ブリング・ミー・ダウン - Don't Bring Me Down
      レコーディングの土壇場に書かれた曲で、ELOの楽曲では初めてストリングスが一切入っていない。シングルカットされ、大ヒットとなる。これまでのELOと区別をつけるという点で重要な曲となった。
    リマスター盤ボーナス・トラック
    1. オン・ザ・ラン (ホーム・デモ)  On The Run (Home Demo)
    2. セカンド・タイム・アラウンド (ホーム・デモ)  Second Time Around (Home Demo)
      • 未発表デモ。
    3. リトル・タウン・フラート  Little Town Flirt

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