ディスカバラー1号とは? わかりやすく解説

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ディスカバラー1号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/28 09:29 UTC 版)

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Discoverer 1
打上げ日時 1:49 PST
1959-02-28
打上げ機 ソー・アジェナ
打上げ場所 ヴァンデンバーグ空軍基地
軌道減衰 軌道到達に失敗
軌道要素
軌道 LEO - 極軌道
搭載機器
主要搭載機器 なし(テストフライト)

ディスカバラー1号(Discoverer 1)はアメリカ合衆国人工衛星コロナ偵察衛星計画における最初の衛星で、1959年2月28日1時49分(PST)にカリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地からソー・アジェナロケットによって打ち上げられた。

コロナ計画の偵察衛星であるKHシリーズ(Key Hole、鍵穴の意)の最初のタイプである、KH-1型のプロトタイプであったが、カメラやフィルムカプセルはどちらも搭載していなかった[1]

ディスカバラー1号は南極に向けて打ち上げられ、極軌道に投入しようとされた最初の人工衛星であるが、成功しなかった。後に機密解除となった中央情報局(CIA)の報告書では「今日ではほとんどの人間が、ディスカバラー1号は南極近くの何処かに落下したと信じている」と断定されていた[2]

参考文献

  1. ^ Clayton K. S. Chun, Thunder Over the Horizon: From V-2 Rockets to Ballistic Missiles (Greenwood Publishing Group, 2006), pp74-75
  2. ^ David L. Hancock, Corona: America's First Satellite Program, By CIA Cold War Records, (Morgan James Publishing, LLC, 2005), p16

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