テンプルの形状による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:48 UTC 版)
半掛け 一般的な形状。平仮名のへの字状になっている。 縄手 巻きつる、ケーブルテンプル、スポーツフレームとも。別名のとおり、テンプルが耳たぶのまわりをぐるりと巻きつくように作られたもの。もともとは眼鏡の必要な人が乗馬中に眼鏡を落とすことがないよう開発されたものだが、最近は眼鏡の常用が必要な子どもが激しい遊戯の最中に落とすことがないよう使用される場合が多い。中度以下の近視は見えれば掛けなくてもいいが、遠視の子どもは正常な視力の発育のために眼鏡を常用することが多く、縄手フレームが使用されるのが普通である。眼鏡は衝撃が加わったとき外れることによりショックを吸収できるとする考えから、遊戯中の事故などの際に外れないと衝撃が耳や鼻に直接加わり怪我を負いやすくなるとして縄手フレームの使用に否定的な見解もある。ボールなどが当たった場合広い面積に圧力が加わることになるが、逆に繩手の蔓のメガネを掛けていた場合、狭い面積に力が集中し、特に蝶形骨を痛めた場合これが視神経にまで及び、最悪の場合は失明に到る恐れがあると報告されている。落下防止のために一山に多く用いられた。半掛けと比べると細身に作られている。 長手(ストレートテンプル) 落下防止のために一山に多く用いられた。
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