テロリスト (マルティン・ベック)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/05/30 07:35 UTC 版)
テロリスト Terroristerna |
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著者 | ペール・ヴァールー マイ・シューヴァル |
訳者 | 高見浩 |
発行日 | ![]() ![]() |
発行元 | ![]() ![]() |
ジャンル | 警察小説・ミステリー |
国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
形態 | 上製本 文庫 |
ページ数 | 495(文庫) |
前作 | 警官殺し |
ISBN 4-04-252010-3(文庫) |
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『テロリスト』は、ペール・ヴァールーとマイ・シューヴァル共著によるスウェーデンの警察小説「マルティン・ベック シリーズ」の第10作、最終作[1]である。
翻訳の原書は、ジョーン・テイト(Joan Tate)訳、パンテオン・ブックス(Pantheon Books)の英語版「The Terrorists」と英語版で割愛された第15章をスウェーデン語版から。
あらすじ
1974年11月にアメリカ合衆国の上院議員がスウェーデンを訪問することになった。警察上層部はグンヴァルド・ラーソンを某国[2]に要人警護体制の視察に派遣した。そのラーソンの眼前で某国を訪問していた賓客はテロリスト集団の仕掛けた爆弾により殺害されてしまった。
スウェーデンでの要人警護は上院議員の身辺警護を公安部(Rikspolisstyrelsens säkerhetsavdelning:Säpo)に、警護全般の指揮はマルティン・ベックに任されることとなった。国外の警察や公安部がCIA等から入手したテロリスト集団の手口や構成員の情報を基に警備計画が練られた。
着々と準備が進み後は上院議員の到着を待つばかりとなった頃、ベックとラーソンの元にテロリストらしき人物がストックホルムに潜入しているらしいとの情報がもたらされた。
登場人物
- マルティン・ベック
- ストックホルム警察・殺人課・主任警視
- グンヴァルド・ラーソン
- ストックホルム警察・殺人課・警視
- エイナール・ルン
- ストックホルム警察・殺人課・警部
- ベニー・スカッケ
- ストックホルム警察・殺人課・警部
- フレドリック・メランデル
- ストックホルム警察・窃盗課・警視
- エリック・メラー
- 公安部・部長
- オーサ・トーレル
- ストックホルム警察・メルスタ署・婦人警官
- レンナルト・コルベリ
- 陸軍博物館・職員
- レベッカ・ルンド
- 銀行強盗
- ヘドバルド・ブラクセン
- 弁護士
- ラインハルト・ハイト
- テロリスト
脚注
「テロリスト (マルティン・ベック)」の例文・使い方・用例・文例
- 大統領はテロリストたちに警告を発した
- 2週間の交渉の後,テロリストは人質を解放することに決めた
- その大統領はテロリストの行為を非常に激しいことばで非難をした
- その飛行機はテロリストによってきのう乗っ取られた
- この作戦の目的はテロリスト集団の一掃です。
- 映画の中でテロリストは政府と交渉するために原子力を手に入れた。
- 政府というものはテロリストの要求に屈服するかに見られてならない。
- 我々は決してテロリストの要求に屈服しないであろう。
- 王はテロリストに襲われた。
- ロブソンの提案は、大義名分があるからといってテロリストを擁護するようなものである。
- テロリストの爆弾によって、祭気分はいささか消沈した。
- テロリストが手榴弾を投げる前に爆発してしまい、片腕を吹き飛ばされてしまった。
- その惨事はあのテロリストのせいだ。
- 私たちはそのテロリストたちを彼らの隠れ家まで追跡した.
- テロリストを厳重に取り締まる.
- 警察はテロリストのアジトを突き止めた.
- テロリストはその攻撃の報復として病院を爆破した.
- 主要なテロリストよりも見逃される陰謀者の徒党
- テロリスト集団と接触する
- マッキンリーは公然のテロリストによって暗殺された
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