テレタイプ端末を使用したネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 06:20 UTC 版)
「テレタイプ端末」の記事における「テレタイプ端末を使用したネットワーク」の解説
テレタイプ端末を使用した主なネットワークは以下の5つである。 テレックスなどの交換網。2つの端末間にリアルタイムの回線を形成し、一方でタイプした内容が即座に他方に現れる。アメリカとイギリスのシステムは電話機のダイヤルが備わっていたが、ドイツのシステムはキーボードから相手の番号を入力する方式だった。タイピングによる会話も可能だが、接続時間によって課金されるため、予め紙テープに送信メッセージを鑽孔しておき、通信中はタイプしないのが一般的だった。 専用線とラジオテレタイプ網。政府機関や企業がデータ収集に使用した。 メッセージ交換(英語版)システム。電子メールのようなもの。軍隊も同様のシステムを使っていた。 放送システム。気象情報やニュースを配信。AP通信、アメリカ国立気象局、ロイター、UPI通信社などを参照。 「ループ」システム。ループに属する任意のマシンでタイプすると、ループ内の全マシンで印字される。例えば、警察が各署をこのようなシステムで相互接続していた。
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