テゲトフ級戦艦
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テゲトフ級戦艦 (Tegetthoff-Klasse) は第一次世界大戦前にオーストリア=ハンガリー帝国海軍が建造した弩級戦艦の艦級である。
- ^ a b c 『福井静夫著作集 第六巻-軍艦七十五年回想記 世界戦艦物語』 pp.171-175
- ^ 本級に限らず弩級戦艦は従来の戦艦に比較して主砲門数を大幅に増加したことから、艦上の爆風の影響が著しくなり、露天甲板上の装備の爆風対策が強化されることとなった。艦載艇については爆風の影響が最も少ない艦中央部煙突付近に収容するようになった(『福井静夫著作集 第六巻-軍艦七十五年回想記 世界戦艦物語』 p.63)。
- ^ a b c イカロス出版:刊「ミリタリー・クラシックス Vol.67 WW2兵器名鑑 第18回 テゲトフ級戦艦(オーストリア=ハンガリー)」(文/すずきあきら イラスト/みこやん) 2019年
- ^ 福井静夫は、オーストリア=ハンガリー帝国海軍の戦艦の特徴として、比較的小型・高速であり、多島嶼水域や狭水道での運動に適した構造であることを挙げている(『福井静夫著作集 第六巻-軍艦七十五年回想記 世界戦艦物語』 pp.171-175)。
- ^ 光人社 軍艦と砲塔 2018年
- ^ 同時代のイタリア海軍の「ダンテ・アリギエーリ」の三連装砲塔は、砲塔1基につき3基の揚弾機を持っていた。
- ^ Russell Phillips Military technology and history>Szent István: Hungary’s Battleship>The Ship|June 2013|Russell Phillips ※2020年8月31日閲覧
- ^ 「世界の艦船増刊第83集 近代戦艦史」(海人社) pp.76-77
- ^ 休戦に先立って新設されたユーゴスラビア海軍の管理下に本艦が入った1日後のことであることから、イタリア海軍がユーゴスラビア海軍に艦を渡さないために行った作戦行動であったと見られる。
- 1 テゲトフ級戦艦とは
- 2 テゲトフ級戦艦の概要
- 3 兵装
- 4 防御
- 5 機関
- 6 参考文献
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