つめ・る【×抓める】
つ・める【詰める】
読み方:つめる
1 容器などに物を入れていっぱいにする。ぎっしり入れてすきまがないようにする。「衣装を—・めた鞄(かばん)」「料理を重箱に—・める」
3 長さを短くする。寸法や間隔を縮める。「着物の丈(たけ)を—・める」「細かい字で—・めて書く」「席を—・めて座る」
4 節約する。きりつめる。「生活費を—・める」「経費を—・める」
5 最後の所まで行く。「沢筋を—・める」
6 十分に検討し尽くして物事の決着がつくようにする。煮つめる。「話を—・める」「議論を—・める」
7 相手にきびしくせまる。追い込む。追い詰める。「失敗した部下を—・める」
8 将棋などで、王将の逃げ場がないようにする。「王手王手で敵玉を—・める」
9 たゆまずその事を続けてする。かかりきりになる。「—・めて仕事をする」「根(こん)を—・める」
10 (「息をつめる」の形で)呼吸を止める。「息を—・めて成り行きを見守る」
11 (「指をつめる」の形で)謝罪などの意志を表すために指を切り落とす。関西地方では、ドアなどに指をはさむことをいう。「指を—・めてわびを入れる」
12 決まった場所に出向き、用事に備えて待機する。出仕して控えている。「首相官邸に—・める」「持ち場に—・める」
㋐身動きできないような状況に追いこむ。行きづまらせる。「問い—・める」「追い—・める」
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