チャーミーレイ【チャーミーレイ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10937号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | チャーミーレイ よみ:チャーミーレイ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 東海市 | |
品種登録者の住所 | 愛知県東海市中央町一丁目1番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 蟹江正文 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ラッキー レイ」に「アワユキ」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが黄白の地色に鮮赤味紫色の爪斑が入る、リップが黄白の地色に鮮赤味紫色の爪斑が入り喉部分が明緑黄色の中型種である。草型の大きさは中、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は線形、横断面の形は扁円形、高さは35~50㎝、長径は11~20mmである。葉の全体の形は線状長楕円形、先端の形は不等鈍形、横断面の形はⅠ型(ほぼ平)、長さは61~90mm、幅は21~30mm、表面の色は緑、葉数は11~15枚である。優先着花部位はⅤ型、花序は総状、一花茎の花数は3~5、太さは3.1~4.0mm、長さは11~30㎜である。花の咲き方は平咲き、横径及び縦径は41~60mm、ドーサル・セパル正面の形は楕円形、先端の形は小凹形、反転の方向は外反転、ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は切形、反転の方向は外反転、ペタル正面の形は広卵形、先端の形は微突形、反転の方向は平である。リップ正面形の複雑性は単純型、正面の形はⅥ型、先端の形はⅤ型である。花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート2902)の地色に鮮赤味紫(同8906)の爪斑が入る、リップは黄白(同2902)の地色に鮮赤味紫(同8906)の爪斑が入り喉部分が明緑黄(同2905)である。花の香りは弱、開花期は冬である。「ホワイトクリスマス・マイコ」と比較して、セパル及びペタルの爪斑の色が鮮赤味紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に「ラッキー レイ」に「アワユキ」を交配した実生苗を導入し、7年に東海市立農業センター(愛知県東海市)において、開花株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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