チェスケー・ブヂェヨヴィツェ_-_チェルニー・クルジージ_-_ヴォラリ/ノヴェー・ウードリー線とは? わかりやすく解説

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チェスケー・ブヂェヨヴィツェ - チェルニー・クルジージ - ヴォラリ/ノヴェー・ウードリー線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/08 03:17 UTC 版)

チェコ国鉄
路線番号 194
路線総延長 83,8 km
軌間 1435 mm
最高速度 75 km/h

チェスケー・ブヂェヨヴィツェ - チェルニー・クルジージ - チェコ語: Železniční trať České Budějovice – Černý Kříž)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。本頁では、路線番号194として案内されているチェスケー・ブヂェヨヴィツェ - チェルニー・クルジージ間のみ記述し、ヴォラリ~ノヴェー・ウードリー間については197号線の記事にて記述する。

1891年から1892年にかけて、オーストリア地方鉄道によりチェスケー・ブヂェヨヴィツェ~ノヴァー・ペツ間が開業した。その後帝立王立国有鉄道に移管され、残りの区間が1910年に開通した。チェスキー・クルムロフを通る唯一の路線である。2019年以前は、チェコ鉄道による運行であった。

運行形態

超特急「インターシティ(IC)」

  • イジニー・エクスプレス号: プラハ - ブヂェヨヴィツェ - クルムロフ  ※チェコ鉄道による運行
    一日1往復が運行している。ブヂェヨヴィツェ以北は220号線に直通する。
    過去の運行形態
    2016年末に、エクスプレス(Ex)の種別で運行を開始した。当初は「ヨセフ・セイデル」の愛称がついていた。
    2017年末に、220号線特急の愛称統一により、現在の名前となった。
    2019年は、夏の年2日に限り、ノヴェー・ウードリーまで延伸していた。クルムロフ以南は、チェルナー、ホルニー・プラナー、ノヴァー・ペツに停車し、クルジージを通過して197号線に直通していた。
    2020年末に、インターシティ(IC)に格上げされた。

普通

  • チェスケー・ブヂェヨヴィツェ - チェルニー・クルジージ - ノヴェー・ウードリー ※GW Train Regio社による運行
    概ね2時間に1本の運行。大部分が197号線のノヴェー・ウードリー方面に、一部がヴォラリ方面に直通する。チェルニー・クルジージで197号線のヴォラリ方面普通と接続する。ほとんどが各駅停車だが、土曜・休日の夜間南行1本に限り途中駅を通過する。
    過去の運行形態
    2017年以前はチェコ鉄道による運行で、夏季の休日にチェスケー・ブヂェヨヴィツェ南駅を通過する便も運行されていた。クルムロフ以南は夏季を除き4時間間隔が空くこともあった。ボルショフ以南は各駅停車であった。
    2017年末に、197号線への乗り入れが大幅に減少した他、チェスケー・ブヂェヨヴィツェ南駅が全列車停車となった。
    2018年末に、197号線への乗り入れを再開した。
    2019年末に、GW Train Regio社に移管され、全線で2時間に1本の運行となった。
    2023年度に、クルムロフ以南で途中駅を通過する列車が設定された。

  • チェスケー・ブヂェヨヴィツェ - チェスキー・クルムロフ 【平日運行】 ※GW Train Regio社による運行
    平日の朝と午後を中心に2時間に1本、一日4往復の運行。フラッツェ、プレショヴィツェ、プルジーセチナーを通過する。
    2025年度より運行を開始した。

過去の運行種別

  • 超特急「アリヴァ・エクスプレス(AEx)」
    • プラハ - ブヂェヨヴィツェ - ノヴァー・ペツ
      2017,18年度の運行。夏・秋の土曜・休日に一日1往復(2017年度は休日と夏季平日に一日1往復)が運行していた。ブヂェヨヴィツェ以北は220号線に直通していた。停車駅は、クルジェムジェ、ホルボフ、ズラター・コルナ、クルムロフ、カーヨフ、ホルジツェ、チェルナー、ホルニー・プラナー停留所、ホルニー・プラナー駅で、プラハ行に限りボルショフに停車していた。
  • 快速「スピェシニー(Sp)」
    • ( ティーン ← ) ブヂェヨヴィツェ - クルムロフ 【12月31日、1月1日のみ運行】  ※KPTレール社による運行
      2021,22年度に、大晦日と正月限定で、一日1往復ずつ運行していた。途中、ブヂェヨヴィツェ南停留所、ボルショフ、クルジェムジェ、ホルボフ、ズラター・コルナに停車していた。

臨時列車

  • 「鉄道の祝日」イベント列車
    旧型列車。秋に年1日のみ、ブヂェヨヴィツェ - クルムロフ間に、1往復の運行。途中、ホルボフとズラター・コルナに停車する。2018年運行。
  • チェスケー・ブヂェヨヴィツェ - ノヴァー・ペツ
    2016年8月運行。一日1往復運行していた。途中、チェスキー・クルムロフ、チェルナー、ホルニー・プラナー停留所、ホルニー・プラナー駅にのみ停車していた。
  • 「SLでシュマヴァの夏」
    夏季の金曜・土曜に限り、下記の系統が、それぞれ一日1本ずつ運行する。蒸気機関車で運行。2017年運行。
    ヴォラリ → チェルニー・クルジージ → ノヴァー・ペツ ※197号線から直通。クルジージ - ペツ間ノンストップ。
    ノヴァー・ペツ → チェルニー・クルジージ → ノヴェー・ウードリー ※197号線に直通。各駅停車。
  • チェルナー - ノヴァー・ペツ
    2016年8月運行。日中に一日3往復、2時間間隔で運行していた。なお、ペルネクは通過していた。

駅一覧

以下では、チェコ国鉄194号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 種別
    • Ex:超特急「エクスプレス」
    • AEx:超特急「アリヴァ・エクスプレス」
    • Os:普通
  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:一部通過
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ IC Os 接続路線 所在地
196 チェスケー・ブヂェヨヴィツェ駅 - チェスケー・ブヂェヨヴィツェから
0.0
ロジノフ分岐点から
-3.7

190号線(プルゼニ方面)
199号線(グミュント方面)220号線(プラハ方面)

南ボヘミア州 チェスケー・ブヂェヨヴィツェ郡
194 チェスケー・ブヂェヨヴィツェ南停留所 2.8 2.8 -0.9 196号線(リンツ方面)
ボルショフ・ナド・ヴルタヴォウ駅 4.5 7.3 3.6  
チェルニー・ドゥブ駅 3.0 10.3 6.6  
フラッツェ駅 3.0 13.3 9.6  
ヴラーブツェ駅 1.4 14.7 11.0  
クルジェムジェ駅 2.9 17.6 13.9   チェスキー・クルムロフ郡
ホルボフ駅 1.9 19.5 15.8  
トルジーソフ駅 2.1 21.6 17.9  
プレショヴィツェ駅 2.2 23.8 20.1  
ズラター・コルナ駅 2.0 25.8 22.1  
プルジーセチナー駅(*1) 2.9 28.7 25.0  
ドモラヂツェ駅(*2) 0.3 29.0 25.3  
チェスキー・クルムロフ駅 1.8 30.8 27.1  
カーヨフ駅 4.9 35.7 32.0    
メジポトチー駅 4.0 39.7 36.0    
ホルジツェ・ナ・シュマヴェ駅 5.8 45.5 41.8    
ポルナー・ナ・シュマヴェ駅 6.6 52.1 48.4    
ポレチニツェ駅 2.1 54.2 50.5    
ホドニョフ駅 3.1 57.3 53.6    
ジラーベク駅 1.7 59.0 55.3    
チェルナー・ヴ・ポシュマヴィー駅 3.0 62.0 58.3    
ホルニー・プラナー停留所 3.4 65.4 61.7    
ホルニー・プラナー駅 2.0 67.4 63.7    
ペルネク・ナ・シュマヴェ駅 3.9 71.3 67.6    
ノヴァー・ペツ駅 3.7 75.0 71.3     プラハチツェ郡
オヴェスナー駅 2.7 77.7 74.0    
ピェクナー駅 5.8 83.5 79.8    
チェルニー・クルジージ駅 4.0 87.5 83.8   197号線(チーチェニツェ方面、ノヴェー・ウードリー方面)
(*1): 2014年12月、ドモラヂツェ駅から改称。
(*2): 2015年12月開業。

脚注


「チェスケー・ブヂェヨヴィツェ - チェルニー・クルジージ - ヴォラリ/ノヴェー・ウードリー線」の例文・使い方・用例・文例

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