ダンシングチャチャ【ダンシングチャチャ】(草花類)
![]() |
登録番号 | 第15506号 |
登録年月日 | 2007年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | ダンシングチャチャ よみ:ダンシングチャチャ |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 林成幸 | |
品種登録者の住所 | 岡山県岡山市津高452番地2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 林成幸 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「マウントフジ」に「レインボーダンス」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが淡紫ピンクの地色に鮮赤味紫色のぼかし、リップは黄白の地色に中央部に淡黄緑色及び先端部に鮮赤紫色のぼかしが入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は線形、横断面の形は扁円形、高さは36~50㎝、長径は6~10㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は不等鋭形、横断面の形はⅠ型(ほぼ平)、長さは91~120㎜、幅は31~40㎜、表面の色は緑、葉数は4~6枚である。優先着花部位はⅤ型、花序は総状、一花茎の花数は2、太さは2.1~3.0㎜、長さは11~30㎜である。花の咲き方は抱え・反転咲き、横径及び縦径は61~80㎜、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は微突形、反転の方向はやや外反転、ラテラル・セパル正面の形は披針形、先端の形は鋭先形、反転の方向は外反転、ペタル正面の形は広卵形、先端の形は微突形、反転の方向は外反転である。リップ正面形の複雑性は単純型、単純型の正面はⅥ型、先端の形はⅡ型である。花色はセパル及びペタルは地色が淡紫ピンク(JHS カラーチャート8902)で鮮赤味紫(同8906)のぼかしが入る、リップは黄白(同3101)の地色に中央部に淡黄緑(同3102)及び先端部に鮮赤紫(同9208)のぼかしが入る。花の香りは弱、開花期は春である。「ユーピンレッドアサヒ」及び「ファーストシンフォニー」と比較して、ドーサル・セパル正面の形が広線形であること、ラテラル・セパル正面の形が披針形であること、リップ内側の模様がぼかしであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に育成者の温室(岡山県岡山市)において、「マウントフジ」に「レインボーダンス」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- ダンシングチャチャのページへのリンク