ダガーL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 23:14 UTC 版)
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』から登場。C.E.73年時における地球連合軍の主力機。 ストライカーパックシステム対応機でありパック換装によって様々な戦況に対応可能。原型機の一つのストライクダガーからそれほどの性能向上はなされておらず1本のみの頭部アンテナや各部アーマーの形状など、外観はストライクダガーに近い。もう一つの原型機の105ダガーに採用された胴体部ラミネート装甲の撤廃や一部装甲の削減など、随所にコストダウンが行われた、105ダガーに近い性能を有しつつもストライクダガーに匹敵する生産性を両立させた機体である。 一方で武装面においては105ダガーよりも強化されビームライフルよりもエネルギー消費率の少ないビームカービンや、スティレット、2本のビームサーベルを採用。集団戦闘を想定し性能を上回る敵機に対抗する運用を主眼としている。 本機は第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の時点でかなりの数が量産され月基地に配備されており、核攻撃後のプラント制圧戦を目的に開発されていた。しかし、緒戦で核攻撃が防がれたことと、ジェネシス発射により大被害を受けたことでザフトによる反攻を恐れた地球連合軍上層部はダガーLを地球に強制的に帰還させ、本機の実戦参加は延期される。後に同じくストライカーパックシステムを採用した次世代型主力機GAT-04 ウィンダムの配備が本格化したことで旧世代の機体と化していく。
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