タ2200形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/07 13:32 UTC 版)
「国鉄タ2200形貨車」の記事における「タ2200形」の解説
1943年(昭和18年)5月17日にタ1500形より1両(タ1505→タ2200)が専用種別変更(二硫化炭素→カセイソーダ液)され形式は新形式であるタ2200形とされた。 本形式の他にカセイソーダ液を専用種別とする貨車はタム900形(130両)、タキ1400形(104両)、タキ2600形(523両)、タキ7750形(289両)等実に29形式が存在した。 種車となったタ1505は1932年(昭和7年)1月20日に汽車製造にて製作された車両である。 所有者は、呉羽化学工業でありその常備駅は常磐線の勿来駅であった。 車体色は黒色、寸法関係は全長は6,200mm、軸距は3,050mm、実容積は9.4m3、自重は8.9t - 9.3t、換算両数は積車2.2、空車1.0であり、軸ばね受けはシュー式となっており、最高運転速度は65km/hである。 1968年(昭和43年)9月30日に廃車となり同時に形式消滅となった。
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