タ1650形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/09 03:55 UTC 版)
「国鉄タム4800形貨車」の記事における「タ1650形」の解説
1964年(昭和39年)2月6日に2両(タム4804、タム4805)の専用種別が変更(S酸肥液→アンモニア水)され、形式は新形式であるタ1650形(タ1650, タ1651)とされた。タ1650形は10t 積アンモニア水であった。 本形式の他にアンモニア水を専用種別とする形式には、タ1450形(2両)、タ1530形(3両)、タ1700形(3両)、タ1800形(2両)、タム4700形(8両)、タキ250形(4両)、タキ21200形(4両)の7形式があった。 所有者は全車昭和電工であり、扇町駅を常備駅とした。 1968年(昭和43年)10月1日ダイヤ改正に伴う最高速度75km/h化への対応として、タ1651は1968年(昭和43年)9月30日に廃車となった。タ1650は、走り装置を(一段)リンク式から二段リンク式への改造が行われ、ダイヤ改正以降も生き延びることができたが1974年(昭和49年)12月11日に、廃車となり同時に形式消滅となった。
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