ターナー傘下とカートゥーン ネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 17:04 UTC 版)
「ハンナ・バーベラ・プロダクション」の記事における「ターナー傘下とカートゥーン ネットワーク」の解説
1991年、ハンナ・バーベラ・プロダクションはCNNの創業者テッド・ターナーが率いるターナー・ブロードキャスティング・システムの出資を受けた。これにより、既に過去のワーナー・ブラザースやMGMの短編アニメ映画のライブラリを所有していたターナーはハンナ・バーベラのアニメも手に入れ、アニメーションのライブラリをさらに増やすことができた。これらは翌1992年に開局した新しいケーブルテレビチャンネル、カートゥーン ネットワークの基礎となった。1992年にはハンナ・バーベラは社名をH-B プロダクション・カンパニー(H-B Production Company)に、1993年にはハンナ・バーベラ・カートゥーン(Hanna-Barbera Cartoons)に変更したが、アニメーション制作は続行した。ただしウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラは半分引退し、新作制作にはたまに関与するものの、もっぱらスタジオの顔としての活動を行っていた。 1990年代後半を通じ、ターナーはハンナ・バーベラの第一の活動目標をカートゥーン ネットワークのための新作制作へと変えた。1994年にはハンナ・バーベラの子会社として、カートゥーン ネットワーク向けの新作を制作するカートゥーン ネットワーク・スタジオ(Cartoon Network Studios)が設立され、『パワーパフガールズ』(The Powerpuff Girls)などの制作にあたった。
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