ターナー症候群についての注記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 03:09 UTC 版)
「新井祥」の記事における「ターナー症候群についての注記」の解説
新井祥は「半陰陽・両性具有」を自称しているが、新井祥が診断されたターナー症候群は医学的に「女性の病気」であり、男女の中間や性別不明の状態をいうものではない。ターナー症候群は女性の性染色体異常・性腺機能低下によって「性分化疾患」に分類されるが、身体的に性別判定が困難な半陰陽・両性具有などではなく身体的には明確に女性であるため、ターナー症候群患者を「ターナー女性」と呼ぶことも多い。 ターナー症候群の主な症状は卵巣機能低下による女性ホルモン不足、月経異常、低身長、特徴的な首の皮膚の形状(翼状頸)、難聴等であり、身体の男性化や性別の判定にかかわるような異常はターナー症候群にはみられない。ターナー症候群への治療は女性ホルモンの補充が主である。新井祥の男性ホルモン接種と乳房切除手術についてはターナー症候群の診断より以前に行っていることが「性同一性障害30人のカミングアウト」で述べられている。
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