ターキンの帝国軍における地位
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「グランド・モフ・ウィルハフ・ターキン」の記事における「ターキンの帝国軍における地位」の解説
皇帝、ダース・ベイダーと並ぶ三人の銀河帝国創設者と称された人物がターキンであった。彼は皇帝パルパティーンが共和国最高議長であった頃からの重臣であり、皇帝はグランド・モフという最高階級を用意することで、ターキンへの信頼を示したのである。更にデス・スター建造を監督したターキンは、アウター・リムの帝国領を思うがままに支配した。ターキンの権力は皇帝に次ぐ程のものであり、『エピソード4:新たなる希望』を見れば分かる通り、惑星一つを破壊するデス・スターのスーパー・レーザーを自由に使用出来るばかりか、ダース・ベイダーすら服従させる程に強大なものであった。ベイダーはかつてジェダイであった頃、第一印象こそターキンの傲慢さに嫌悪感を抱いたものの、長く接する中で次第にターキンを有能な人物として敬意を評す様になっていった。ターキンは帝国軍をその判断で自由に処刑する裁量を与えられており、彼に対する帝国内での恐怖は、フォースによって"私刑" を行うベイダーさえも凌いでいた。反乱者捕縛失敗の言い訳をベイダーに並びたてたマーケス・チュア大臣も、ターキンが直接報告を求めているというベイダーの脅しには屈するしかなかった。彼の死後、タッグ将軍が地上軍の大将軍に任命され、ベイダーがその配下に降格するなど、帝国軍の組織図は大きく刷新された。それまではベイダーは帝国の軍組織には属さない皇帝直属の立場にあり、配下の尋問官らとジェダイの残党や反逆者狩りを主任務としていた。ベイダーはその任務の為なら殆どの帝国軍の部隊を徴発できる立場にあったが、彼が徴発できない数少ない部隊がデス・スター等、ターキンの管轄下にある部隊だった。後にベイダーが頭角を現しタッグが失脚するまでは、ターキンに比肩する帝国ナンバー2の座は空席となる。
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