タヴィラとは? わかりやすく解説

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タビラ【Tavira】

読み方:たびら

ポルトガル南部都市。ジラオン川の河口位置する紀元前よりフェニキア人ギリシャ人の港が置かれ、現在も古代ローマ時代築かれ残っている。イスラム支配時代建物ポルトガル王ディニス1世改築した城塞や、モスク跡に建てられゴシック式サンタマリア‐ド‐カステロ教会などがある。

タビラの画像
サンタマリアドカステロ教会撮影・girolame http://os7.biz/u/iV5xE

タヴィラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 14:55 UTC 版)

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タヴィラ
所属する県 ファーロ県
面積 607.17 km²
人口 24,995人
人口密度 41人/km²
所属する教区数 9
自治体首長 {{{presidente}}}
住民呼称 {{{gentílico}}}
都市の休日

タヴィラポルトガル語: Tavira [tɐˈviɾɐ] ( 音声ファイル))は、大西洋に注ぐジラオン川の河口にあるポルトガル都市である。ファーロ県に所属する。スペインとの国境まで、約17kmである。

歴史

古代

タヴィラの町の起源は、紀元前1000年から800年ごろの銅器時代にまで遡る。紀元前8世紀には、フェニキア人の居住が確認されている。タヴィラは、フェニキア人のイベリア半島西部における港町の1つとして機能していた。フェニキア人は、城壁を備えた町を建設し、少なくとも、2つの神殿と2つの埠頭がタヴィラは備わっていたとされる。紀元前6世紀になると、何らかの紛争によってタヴィラの町は破壊されてしまった。タヴィラの名前の由来は、フェニキア人の神であるバアルからきている。

タルテッソス王国の時代になり、再び、放棄されていた町であったタヴィラは、港町としての機能を回復する。しかし、紀元前4世紀ごろには再び、港町の機能は失われてしまった。タヴィラが再三、港町の機能を回復するには、Cerro do Cavacoと呼ばれるタヴィラ近郊の要塞がアウグストゥスによって占拠されるまで待たなければいけなくなった。

ガイウス・ユリウス・カエサルの時代になるとタヴィラから7km離れたバルサと呼ばれる場所に新しい港が建設された。バルサは、タヴィラよりも繁栄を極めた。また、ジラオン川には、橋が架けられた。この橋は、17世紀に修復され、現存する。しかし、8世紀、ムーア人がイベリア半島を征服するとそのバルサは消滅してしまった。

ムーア人の時代

タヴィラは、8世紀から13世紀にかけて、ムーア人の支配を受けた。その結果、この地域には、農業、建築、文化などに、ムーア人の影響が色濃く残った。今日のタヴィラにおいては、ムーア様式は、ドアや屋根に残っている。また、ムーア人は、2つのモスクと宮殿をタヴィラに建設した。加えて、「ローマ人の橋」と呼ばれる7本のアーチ橋は、現在の考古学的調査によって、12世紀に建設されたものとされている。

ムーア人の時代は、タヴィラは、船員や漁師にとって重要な重要な港が再興され、アルガルヴェ地方における中心として急速な経済発展を遂げた。

レコンキスタ以降

1242年、ポルトガル王国の手にタヴィラが陥落した。その後、タヴィラには、多くのキリスト教徒が移住することとなった。

文化遺産

  • ローマ時代の橋--ジラオン川にかかっているで、ローマ人によって建設された。
  • サンタ・マリア・ド・カステロ教会--13世紀に建設された。現在の建物は、1755年リスボン地震以降に再建されたもの。
  • ムーア人の城塞--ムーア人によって建設され、ディニス1世によって再建された。

タヴィラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 22:15 UTC 版)

タラ・ダンカン」の記事における「タヴィラ」の解説

セレンダ王国女王。“大気闇の女王”と称されるエルフ最高指導者。かつてロバンの父タンディリュスを恋慕したが、彼が人間女性交際子供儲けた事で、一家辛辣に接する。人間欲深い生物称しており、ロバン交際相手であるタラの事も不愉快に感じている。

※この「タヴィラ」の解説は、「タラ・ダンカン」の解説の一部です。
「タヴィラ」を含む「タラ・ダンカン」の記事については、「タラ・ダンカン」の概要を参照ください。

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