タイヤの安全対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 08:54 UTC 版)
「日本自動車タイヤ協会」の記事における「タイヤの安全対策」の解説
タイヤの安全基準:「自動車用タイヤの選定・使用・整備基準」を規定し、安全性が確保されるよう啓発等を行っている。また、安全基準の統一等について国際機関・海外各国政府及びタイヤ関連諸団体との調整、交流の促進を行っている。 タイヤの規格:政府や各種自動車関係団体とともにISOのTC31(タイヤ・リム・バルブ)をはじめとする国際規格の作成に参画し、国際的な整合性、グローバル化の進展に貢献している。また、自動車タイヤ、リム及びバルブの諸元に関する規格を「JATMA YEAR BOOK」として毎年発行している。この規格は1982年6月から車両検査業務等に採用され、米国の安全基準にも引用されるなど、米国のTRAや欧州のETRTOの規格と同様に国際的に認知されている。 タイヤ点検:春と秋の全国交通安全運動、夏の浜名湖、4月8日のタイヤの日などに路上タイヤ点検を実施して、タイヤの適正使用、適正整備等の安全啓発活動を行っている。なお、点検結果を毎年公表している。 タイヤの検査判定:全国7カ所の検査所において、損傷等不具合品の原因究明のための検査判定、消費者相談を行っている。また、司法、警察当局等の依頼による検査、鑑定等を行っている。 その他、安全啓発等:空気充填の講習会、タイヤリコール制度の周知徹底、各国安全認証制度への対応等を行っている。
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