ソ連かぜ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 16:10 UTC 版)
ソ連かぜは、1977年から1978年にかけてソ連で流行したA/USSR/90/77 (H1N1)によって起こったインフルエンザのエピデミック(局地流行)である。よく似た株によるインフルエンザが1947年から1957年にも流行したため、免疫を持たない23歳未満の子供や青年に感染した。パンデミックと言われることもあるが、主に青年のみに感染したため厳密にはパンデミックではない。1978年から1979年にかけて製造されたワクチンにはこのウイルスが含まれている。日本ではH1N1をソ連型、もしくはAソ連型と呼ぶこともある。ソ連かぜは研究所に保存されていたウイルスが何らかの理由で流出したことが原因といわれている。
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