ソ連8月クーデターに関して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/25 21:21 UTC 版)
「タリンテレビ塔」の記事における「ソ連8月クーデターに関して」の解説
1991年にはエストニアの独立回復で自由なメディアを保護したために、少数のラジオ通信士の命が危険にさらされるという、広く知られた話がある。彼らはエレベーターが動かなくなるよう、エレベーターのドアと枠の間にマッチ箱を置いたため、塔に押し寄せたソビエト連邦軍将兵全員がおよそ1000段ある塔の階段を登る羽目になった。また、通信士達は酸素除去による消火システムを、自由に使用できる立場にあった。しかし、そうしたシステムを本当に(突入したソ連兵殺害目的で)使用するつもりだったのか、或いはただの脅しだったのかは知られていない。この話はエストニアでよく知られた話となり、映画『1991』の一部でも取り上げられている。
※この「ソ連8月クーデターに関して」の解説は、「タリンテレビ塔」の解説の一部です。
「ソ連8月クーデターに関して」を含む「タリンテレビ塔」の記事については、「タリンテレビ塔」の概要を参照ください。
- ソ連8月クーデターに関してのページへのリンク