ソースファイルとコンパイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 01:11 UTC 版)
「Microsoft WinHelp」の記事における「ソースファイルとコンパイル」の解説
.hlp ファイルは一般に複数のソースファイルからコンパイルされ生成される。ソースファイルとしては、.rtf 形式の文書本体、.hpj のプロジェクトファイル、各種画像ファイル(.bmp、.wmf、.shg)がある。オプションで .cnt ファイル(目次)も生成される。 .rtf ファイル内では、トピックスが改ページで分離されている。各トピックには一連の脚注があり、そこにはヘルプコンパイラ向け情報が含まれている。 "#" の脚注はトピックIDを記述し、トピック間のリンク生成に使われる。 "$" の脚注には目次や索引に表示されるトピック名を記述する。 "K" の脚注には索引のためのキーワードを記述する。 "A" の脚注には関連項目キーワードを記述する。 "*" の脚注にはビルドタグを記述する。 "+" の脚注にはブラウズ順序に関する情報を記述する。 "!" の脚注にはトピックエントリマクロを記述する。 "#" の脚注のみが必須であり、他はオプションである。 テキストのフォーマット情報は、ボールド体、イタリック体、文字色といった限られたものしかない(例えば、下付き添え字や上付き添え字は表示できない)。 画像の埋め込みは "{bmc image.bmp}" のようなコードで行われる。サポートされている画像フォーマットは .bmp、.wmf、.shg(イメージマップ用で、画像にポップアップやリンクを設定する)がある。 ソースファイルを作成したら、WinHelp コンパイラ(HCW.exeなど)でそれらをコンパイルするか、RoboHelp などの商用ソフトウェアでコンパイルする。
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