ソユーズ (単語)
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ソユーズ(ロシア語: Союз)とはロシア語で連合・同盟を意味する単語。文字通りに読めば「ソユーズ」であるが、標準的なロシア語の発音としてはサユースが近い。英語ではunionに相当する語である。
使用例
ソビエト社会主義共和国連邦(露:Союз Советских Социалистических Республик、サユース サヴィェーツキフ サツィアリスチーチェキフ リスプーブリク。英:Union of Soviet Socialist Republics)のロシア語での文頭はСоюз、即ち「同盟」又は「連合」であり戦前の日本ではソ同盟(ゾヴィエト同盟・蘇同盟)などと呼ばれていた。しかし戦後からは専らソビエト連邦・ソ連邦などと呼ばれるようになった。
「連邦」の和訳について
前述のようにСоюз(英・union)はфедерация「連邦」とは異なる。しかし、ソ連自体が「Союзとはфедерация(連邦)である」と説明し、在日ソ連大使館も戦前から一貫して「連邦」の訳語を使用していたことから、日本語でСоюзを連邦と訳すことは誤りとまでは言えない。
しかし多くの言語では現在でも区別される。(下記)
- 日:連邦、連邦(例:ソビエト連邦、ロシア連邦)
- 中:联盟、联邦(例:苏维埃社会主义共和国联盟・ソ連邦、俄罗斯联邦・ロシア連邦)
- 露:союз、федерация(例:Советский Союз・ソ連邦、Российская Федерация・ロシア連邦)
- 英:union、federal(例:Soviet Union・ソ連邦、Russian Federation・ロシア連邦)
などがある。
関連項目
「ソユーズ (単語)」の例文・使い方・用例・文例
- ソユーズという,ソビエトの宇宙船
- スペースシャトルは近いうちに引退するため,ロシアのソユーズが現役で再使用可能な唯一の有人宇宙船になる見込みだ。
- ロシアの宇宙船「ソユーズTMA-17」が2009年12月21日,カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。
- 12月23日,宇宙船ソユーズがISSにドッキングし,野口さんや米国とロシア出身の2人の乗組員はISSに乗り込んで5か月のミッションを開始した。
- 6月2日,野口聡(そう)一(いち)さんと他の宇宙飛行士2人がロシアの宇宙船「ソユーズTMA-17」で宇宙から帰還した。
- ソユーズ宇宙船は日本時間の6月2日午前9時ごろにISSから分離した。
- 古川さんと他の2人の宇宙飛行士が乗ったロシアのソユーズ宇宙船は,6月8日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地を飛び立った。
- ソユーズ宇宙船は6月10日に国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。
- スペースシャトルの役割は今後,ロシアの宇宙船ソユーズおよび,日本やヨーロッパの無人補給機によって果たされる。
- 3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズ宇宙船のカプセルはカザフスタンの雪に覆われた平原に無事着陸した。
- 11月22日の早朝,ソユーズは地上約100キロの大気圏に突入した。
- 星(ほし)出(で)彰(あき)彦(ひこ)さん(43)と他の2人の宇宙飛行士を乗せたロシアのソユーズ宇宙船が7月15日,カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーション(ISS)へ向けて打ち上げられた。
- 約9分後,ソユーズは打ち上げロケットから分離し,指定の軌道に乗った。
- 7月17日,ソユーズはISSとのドッキングに成功し,約2時間半後,3人の飛行士はISSに移動した。
- 若(わか)田(た)光(こう)一(いち)さんと2人の同僚宇宙飛行士は,11月7日,ソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。
- トーチはその後ソユーズ宇宙船で地球に戻された。
- 彼らはロシアの宇宙船「ソユーズ」でカザフスタンに着陸した。
- 大西さんとあと2人の乗組員,ロシアのアナトーリ・イヴァニシンさんと米国のケイト・ルビンズさんは,ロシアのソユーズ宇宙船でカザフスタン中部の大草原地帯に着陸した。
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