セーファーセックス
【概要】 性感染症やHIVに感染するリスクを下げるように配慮した性行為のこと。性行為では、ペニス、膣という性器と、口(舌)粘膜、肛門・直腸粘膜、手指などの身体部分、さらに性器具(ディルド)などが接触するし、身体部分は健康な皮膚を除いてHIVの侵入門戸になる可能性がある。一方、唾液には感染性のHIVが含まれることはないが、HIVを含む精液、膣液、血液がそれぞれに接触したり侵入する時に感染する確率がある。感染しやすい性行為をしないことや、病原体を除去したり感染経路を遮断する方法などがとられる。具体的な方法は個人・行為で異なるが、代表的なものにコンドームの使用がある。
【詳しく】 性行為を否定的に考える環境では、セーファーセックスからも目をそらす結果となる。しかし性行為を行うのなら、セーファーセックスを真剣に考え、セックスパートナーと話し合える環境を作ることが重要。医療現場で率直にセイファーセックスについて話し合える環境を作ることが大切。医師、看護師、心理士あるいはピアなど、誰か話しやすい人が担当する。

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